ジュースがキレる子どもをつくりだす!
体は常に水を求めています。その上、幼い子どもは大人に比べて水分が外に出ていきやすく、少々の水分補給では体が満足しないのですが、水ではなくジュースを好んで飲もうとします。
特に甘味料の入ったジュースは危険で、一本のペットボトルに入っている糖分は、カロリー過多による肥満を簡単に招いてしまうのです。
さらに、子どもの精神状態に悪影響を及ぼします。
体内に入ってきた糖分はインスリンを分泌させ、血糖値を下げさせます。甘いものを日常的に摂取していると、必要のない時にでもインスリンを出し続けます。この状態を「低血糖」と呼びます。
低血糖になったと脳が判断すると、体内に蓄積されている糖分を血液中に送ろうとされ、アドレナリンという攻撃性を高めるホルモンが分泌されるのです。
その状態になると、脳は興奮状態になり、イライラしてキレやすくなります。
甘いものは日常的に取らず、時間を決めて適度に取りましょう。