加齢臭が出やすい体質の人と出にくい体質の人がいます。
どういうことでしょうか?
肌の水分や油分の分泌量で、タイプは大まかに4種類に分類されます。
① オイリー(脂症の肌)
② ドライ(乾燥肌)
③ ノーマル(オイリーでもなくドライでもない、その中間)
④ ドライオイリー(Tゾーンなど部分的にはオイリーで、他の部分はドライ)
冬場、肌がカサついて困るのは「ドライ」肌の人です。
「ドライ」の人は積極的に保湿対策をしなければいけません。
また、女性で「化粧崩れ」がしやすいのは「オイリー」肌もしくは「ドライオイリー」肌の人です。
皮脂の分泌が活発なため、化粧の下から脂が出てきて化粧の層を崩してしまいます。
あぶらとり紙などで肌を押さえているのは、化粧の層を崩さずに皮脂のみを吸い取るという作業をしているわけです。
加齢臭の原因となるのは皮脂の成分です。
「オイリー」肌の人たちは皮脂の分泌量が多いことはもちろん、男性ホルモンにより増加します。
男性ホルモンが多いと、体毛が濃くなり、頭髪は薄くなります。
体毛の濃い、頭の薄い人が「オイリー」肌で、加齢臭が出るのは自然なことなのです。
男性は化粧崩れの悩みなどないので、自分がどの肌タイプなのか診断する機会もなかなかありませんが、調べておくのもいいかもしれませんね。